行動観察1

後期になりゼミが開始しました。


人間の行動や心理をもとにあらゆるデザインを作るというのをテーマとして、

今回、身の回りの人の行動観察をしました。

僕が観察したのはバイト先にくるお客さんの会計時の場面です。会計全ての行動ではなく、ぼくが今回着目したのは「不要なレシート入れ」です。

なぜここに注目したというと、以前学習した揃えられた靴というものからです。

ダミーの靴を揃えて置くことでこれから先は靴を脱ぐ、靴をしっかり揃えるというのを利用者に考えさせるというものです。



今回どのようなことをして行動を観察したかというと、レシート入れの箱の中を常に空にする場合と、前もって何枚か入れて置く場合とを比べることです。


僕の考えだと、レシートは持って帰って帳簿をつける人や会計の内容を確認する人など、このような人以外あまり必要ないのじゃないかと考えています。実際に僕は財布にたまって家で捨てることや、その場で捨てることが多いです。不要レシート入れも丁寧に書いてあるものもあれば、何も書いていない箱がただ置いてある店もあります。主婦の方や学生など年齢の違いにも捨てるか受け取るかという違いが出ていました。


それを含め、今回の観察では断然あらかじめレシートを入れて置いた方が捨てて帰る人が

多いとわかりました。その時その時のお客さんの違いはあるにしろ、多かったと思います。


このことから、やはり人は前の人の行動や、状況をみて行動することが多いのではないかと考えました。人の無意識な行動を引き出すというデザインは有効的だと感じました。 



次に、この前高校生クイズをみていて気になったものを紹介します。

タバコのポイ捨てが絶えなかった国が新たに設置したゴミ箱についてです。この国はゴミ箱にYESかNOで答えられる質問を書きました。

例をあげると、、、

「世界で1番最高なプレイヤーは?・・・メッシorクリスティアーノ・ロナウド

といったものです。

この結果タバコのポイ捨ては激減したらしいです。このように利用者の興味を引き出して行動させるデザインもとても良いと思いました。


これからUXデザインを作る中で、利用者の立場になって、行動を引き出すことや興味を引かせることが重要になっていくのではないかと思いました。

ゼミの中でもしっかりこのようなことを意識して考えていきたいです。