哲学ふりかえり

三週にわたって、教育開発支援機構の須長さんをお招きして哲学について学習しました。


用事もあって2回目の授業に参加できず、具体的な内容のとこはわからないのですが、1回目と3回目の授業についてまとめを書きます。


利己主義については、前にブログでも書いたように自分は

・後付けできるもの

・何でも当てはまることができるもの

と結論付けていました。

結果的にこの2つの理論は間違いではなかったです。

利己主義とは、どんな事情も吸収できる。全てを説明できる理論。という結論を与えられました。そこで正しい理論についての定義のようなものがあり、「全てを説明できる理論はおかしい」「間違っているという証拠が大切」「概念の拡張はどこまで可能なのか?全てに適用できたら意味をなさない」このようなことについて考えました。

たしかに、全てに当てはまる理論はあまり意味をなさないと思うし、面白くはないと思いました。間違っているという弱点がないとそのもの自体深められないし、全てを含むものならば議論する必要すらなくなるだろう。利己主義という言葉自体はまともでない理論、問いになるのではないかなと最終的に考えました。


次に、「体験・成長を通じて成長出来る人はどんな人だろう?」という問いについてグループワークをしました。自分たちのグループでは、成長出来る人の特徴を具体的に考え出すことから始まりました。

他のグループの意見を聞くときに、「まず成長てなんだっけ?」から始めているグループがあり、なるほどなと思いました。

「利己主義」という馴染みない言葉について議論する際にはあらかじめ言葉を調べたり、メンバーで共通の意味を見つけようとするのに、「成長」という何気なく使えて、馴染みのある言葉だと意味や概念をグループで考えなくなることがわかりました。なんとなくの意味はわかっていたとしてもどのようなものが成長だよね、と言った概念はそれぞれ考えているものが少しながら変わっていました。グループワークを始めるとき今回のような何気なくスルーしてしまうことを明らかにしていくことがまず大切なのだなと考えました。

また、「成長できない人はどのような人か?」というカウンターパートというものを考え比較するのもグループワークで結論を導くために必要になってくるかなと学びました。


グループワーク、グループディスカッションをする力はこれから就活に向けても大切になってくるし、自分の知を深めるためにも大切になってくると思うので、これからプロジェクトに取り組むにしても意識して今回の経験を活かしていきたいです。