経営戦略論–ニトリに学ぶ–

〜経営戦略論〜

水曜日の3限合力先生の経営戦略論の講義でニトリの経営についての番組をみました!

ニトリは家具屋市場で常にIKEAと1、2を争う企業でありそのニトリの経営戦略について学びました。

今や売上が5000億、営業利益が860億、経常利益が876億、当期純利益が600億を超える企業が競争の中どのような戦略で経営をしているかについて話します!

 

まずニトリがテーマとしているのは

「お、値段以上。」の価値を。です

このテーマの通り似鳥昭雄社長は値段へのこだわりを第一にしています。安くすることで顧客の購買意欲を高めることを狙いとして考えているそうです。

この経営理念のきっかけとなったのはアメリカ株市場の視察からだと言っており、日本の3分の1の値段で売買されていたことです!

日本の仕入れから販売までのながれは、、、

 

メーカー

      ↓       ←手数料

   問屋

      ↓

   販売

 

といのが多くです。

メーカーと販売の間に問屋が入ることで費用がよりかかってしまうのです。

そこで似鳥社長が考えたのは、、、

 

メーカー

      ↓

   販売

 

メーカーから直接仕入れることで無駄な費用を省きより安さを追求しようとしました。

ニトリ起業当初の家具屋市場では見受けられないパターンでした。しかしここでの困難な点は、問屋を介さずに仕入れしていることがばれて問屋の圧力によりメーカーから直接仕入れることが一年足らずで不可能になってしまったのです。

ここで似鳥社長が考えた打開策は、自社製造・自前工場を持つことでした。メーカーから仕入れずとも製品を作ることができ、またさらなるコスト削減にもつながります。部品を安く直接買い入れたり、木片の欠片を家具の補強部分に活用したり、最大限無駄のない製品づくりに励みました。

利益を出す=手を抜く

ということではなく

利益を出す=無駄をなくす(自分でやる)

 

多少の困難があったとしても自ら考え努力する姿勢が似鳥社長のすごいところだと考えました。安さへのこだわりを貫き現状で満足することなく常に考え探求する姿勢もすごいです。

大きな目標を設定する

             ↓       ー  方法、過程を考える

出来ることをする

             ↓

能力が身につく

 

この繰り返しが成功するカギと言っていたのも印象に残りました!

「逆境の時こそチャンス」という言葉もなにか不可能なことに直面した時こそより考えさせられる機会になるという意味があり共感することができました。

 

社長自ら視察し、顧客の声を聞くというスタイルも成功した要因だと考えました。

商品開発をするうえで開発者側と使用者側にギャップが生まれることは多々あります。ここを埋めるためにも顧客の声を聞くことがヒット商品を生み出すために大切なことだと思いました。最先端の技術だけではなくニーズに応えるという点に重きをおくことが企業を存続させていくうえで大事なことだと考えました。

3年生がゼミで取り組んでいるLIONさんとのプロジェクトでも言えることだが、何十年後の未来を想像することも良いが、僕が開発企画側ならばもっと身近なとこに視点を置きお客さんの価値観にそったものを作っていきたいです!

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

ファーストリテイリング

ヤマダ電機

青山商事

ニトリ

いまでは上場企業の4社だが、これらの共通点は "地方でスタートした企業である"ということです!

似鳥社長は地方でスタートした企業は強いと言っていたのですがその理由は、、、、

・賃金が低いこと

・人口が少ないこと

・輸送費がかかること

ぱっと見地方のネガティブな点ばかりだと感じるのですが、先ほど書いたとおり「逆境の時こそチャンス」ということです!環境の悪さを逆に生かす、だからこそいかに安くするかを考える節約志向になるという強みに捉えています。

僕は起業には興味がないのですが、経営学を学ぶうえでこの考えは面白いなと考えました!「逆境の時こそチャンス」というのはどの事柄にも言えるので常に考えることを続けていこうと思います。

 

 

5年後10年後を見据えた経営

北海道で利益率13.9%のある店舗があった。

似鳥社長はこの儲かっている店舗を閉店させるというのだ。どういうことかというと12年前に開店した店舗で多くの客が来ることを計算にいれず駐車場を狭くつくっていたのであった。

おそらく多くの人がそれでも利益があるのならば閉店させる必要はないと思うであろう。

似鳥社長の考えは今だけを考えず先手を打つ。近くに有用店ができたならば負けるであろうという懸念があったからです。

"調子のいいうちに先始末"

"後始末は時間と金の無駄"

これこそが未来を見据えた経営である。

ファーストリテイリングも1度値上げをして反応が悪ければ値段を元に戻したり、成功した経営者は普通の人ではなかなかできないであろう迅速かつ思い切った判断を下せるところがすごいと思いました。

このゼミのテーマでもある「スピード」すぐ反応・判断するというのは企業の中に属しても繋がることだと思います!

 

 

この番組をみてまだ浅くではあるが「商品企画」という仕事に興味を持ちました!市場調査や顧客のニーズをもとにマーケティングの方針を定めたり、クリエイティブでもありつつ経営法やマーケティングに基づいてモノを作るというのをやってみたいなと考えました!

これからもっと自分のやりたことについて勉強していかないなと感じています!

 

すごく長くて読みにくい文章になって申し訳ないです!!!

 

 

最後に画像もつけろと前回言われたのですが、特になにもないので番組をみながらとったメモを載せます!笑

森田先生にもメモを取れと言われたので、、、がんばります。。。

メモの取り方のアドバイスもお願いします!

f:id:sota19980421:20180523174924j:plain

(乱雑すぎてすみません。)

ブログの更新も頑張っていきます!

ありがとうございました!