セルフレジ使う?
私のバイト先が11月に入りリニューアルしました。
大学入って続けてきた回転ずしのアルバイトで、売上が九州でも三本の指に入る(最近はわからない)くらいに多忙な店舗です。
1番変わった点はセルフレジが導入されたことです。レジが二台制になりました。
今回はそれについてです。
まず、初め社員さんに、「なぜセルフレジを導入したのか?」を聞きました。
そうすると、「レジの混雑を緩和するためで、ホールが楽したり人員削減とかじゃないから、基本は有人レジで対応してね」と言われました。
結果としてシフトも削られることもないのでそうなのだろうなと。。。
「ん?」と思ったことが、混雑緩和だけの目的にとどまったら勿体無くね?と思いました。
約2年半勤めていても、レジ混んでるなと思うのは、平日・土日のピーク時だけで、1日に2回訪れればいい方、何かハプニングが起きない限りあまりかなと。。。
そしてカスタマーボイスを見ていても、レジ混雑をクレームとして入れているのはほとんど見たことがないです。潜在的にはいるけどクレーム入れるほどのポイントではなく、許容範囲内というのもあるかもです。
確かにレジ待ちが少なくなったら、顧客満足度も上がるのかなと思います。
まぁ、正直これはどうでもよくて、問題なことが他にあります。
「セルフレジを利用しない?」
別に自由だからよくない?と思う点もあるのですがお客さんの行動に疑問を抱くことが多々あります。
すでに有人レジに何人か並んでいるのにさらにその後ろに並ぶことです。
並んでいるお客さんに、「こちらのレジでも会計できますよ」と声をかけても、行かないこともあります。
前提として、まだ店舗としてセルフレジが認知・浸透していないということもあります。
現金・クレジットカード・電子決済すべてに対応しているのに有人レジに並ぶ人が多いのが現状です。
なぜ、セルフレジをつかわない?ということに注目して以下のことを考えてみました。
・操作方法がわからず不安
・操作ミスしたくない
・自分で操作するのが面倒くさい
・セルフレジのほうが時間かかりそう
たぶんこのような点があるのかなと思います。
操作方法がわからず不安というのは、割と年配の方が多いのかなと思います。
そういう人の決まり文句があって「最近はなんでも便利になって、人間がいらなくなってる」と言いがち、
愛想笑いするだけで、一回使ってみろと心の中で言っています。
操作ミスをしたくないというのはわかります。
操作ミスして店員呼ぶのもめんどくさいしな、だったら初めから人にやってもらおう。そういう気持ちの人も中にはいそうです。
実際に私も、初見のお店に行って、みたことのないシステムを目にしたら敬遠しがち、店員に任せたいと思うことがあります。
セルフレジの方が時間がかかる・手間がかかるは支払い方法にも問題があります。
クレジットカード・電子決済サービスを利用の場合はセルフレジが断然早いです。
時間がかかるというのはスーパーのセルフレジをイメージしているのかなと思います。
よく行く人は分かると思うのですが、スーパーでのセルフレジはとても面倒くさいです。
商品を一つ一つ機会にスキャンするのも面倒であり、その上野菜などバーコードのない商品はいちいち画面で探して選ぶ必要があります。
使ったことのある人はわかると思いますが、商品を入れるだけで合計金額が計算され、精算まではとてもスムーズに行われます。
しかし、商品を自身で袋に入れないといけないという点がとても面倒です。
<回転寿司セルフレジ手順>
①会計札のコードをスキャンする
↓
②支払い方法を選ぶ
↓
③現金を入れる(コードかざす、カードをスキャンする)
↓
④精算ボタンを押す
↓
⑤おつり、レシートを受け取る
実は、めちゃくちゃ簡単なのです。
Pay系の電子決済サービス利用率にも違いがあるかなと思います。
これはあくまでも体感なのですが、先日東京に行った際に感じたのが「ほとんどの人が現金使わないな」です。
もちろんお店にもよる話ではあるのですが、私の働いている店舗では現金での会計が多いです。
キャッシュレスのほうが貰うお釣りの計算もしなくていいし簡単なのになと、いつも思っています。
また最近店舗では違う問題が起こっていて、会計した後の会計札をお客さんが適当に置いていく、また持って帰ってしまう問題です。
一応お店で決められた回収箱は設置してあるのですが、スキャンしたまま置いて行ったり、気づかず違う場所へ置いたり、ひどい時には持って帰るということも起こっています。
これを受けると、まだまだ認知がないのと、よりよく使ってもらうための設計というのがあるのかなと思います。
これからも生活の小さいところに目を向けて、観察や試行錯誤をしてよりよいサービス作りに取り組んでいきたいです。
また経過をみて報告したいと思います。